= 2023年5月1日より新たな問題形式が加わります!(必見!)=
5/01/23よりDuoligo English Testの問題が改定され、新しいタイプの問題(が1つ追加され、採点されなかった問題(スピーキングサンプル)が採点されスコアに反映され、今まで出題されていた1つの問題(単語を聞いて、実在する英単語を選択する問題)が出題されなくなります。
新たに追加される問題
・Listen and Respond問題(5〜6問):
ある場面が設定され、その会話文(会話の1つ目の文章が空欄、または質問に対する会話文
が空欄になっています。)を読み、その空欄を埋める(会話を始めるに最も最適な会話文を
選ぶ:Pick the best option to start the conversation、または質問に対する最適な回答を選ぶ
:Select the best response 問題が出題されます。
・今まで出題されていた、スピーキングサンプル問題は採点されずに出願大学に参考として送
られていましたが、今後このスピーキングサンプル問題も採点されテストスコアに反映され
ます。採点は読んで話す(Read and then Speak)問題と同じように採点されます。
出題されなくなる(削除される)問題
・Listen & Select 問題の削除
音源リストから単語を聞いて英単語として実際に実在する単語を選択 他の言語で英語単語ら
しきものも出てきますので、英単語として存在するものを選ぶ問題
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皆さんこんにちは。今日はアメリカの大学進学や留学生に必要な英語テストの一つであるDuolingo English Test(DET)について、試験内容、対策法、勉強法をご紹介します。当校:メンターランゲージインスティテュートでは2023年夏頃にDET対策講座を開講する予定です。
以下、Duolingoテストに関する情報をまとめましたので、これから受験する方はぜひ参考にしてください。
Contents
1. Duolingo English TestとTOEFL, IELTS, TOEICテストとの違い
Duolingo English TestとTOEFL、IELTS、TOEICテストの違いを比較してみましょう。まず、Duolingo English Testは留学生にとって以下のようなメリットがあります。
テスト時間が圧倒的に短い
Duolingo English Testは受験時間がたったの1時間で、そのうち5分はテスト前の確認時間です。語彙、文法、リーディングテストは筆記テストで、残りの10分はライティングとスピーキングテストです。
テスト受験費用が安い!
アメリカでは、Duolingo English Testはたったの$45で受験できます。一方、TOEFLは$255、IELTSは$245〜$255、TOEICは$85、CEFRで$385〜となります。(国・地域によって試験費用は異なります。)
どこでも受験可能
Duolingo English Testはコンピューター・カメラ・マイクさえあれば、どこでも受験可能です。遠くのテスト会場まで行く必要はありません。4,000以上の教育機関でEnglish Proficiency Test(英語力基準テスト)として認められており、ロサンゼルスのほぼ全てのコミュニティカレッジでもTOEFLやIELTSと同様に扱われています。
Aduptive Test
Duolingo English TestはAduptive(アダプティブ・順応)Testと呼ばれ、受験者の英語レベルに合わせて問題や問題レベルが変化します。これは多くの英語試験と異なる特徴です。
2. 採点方法、テストスコア及び他の英語試験との点数比較
Duolingo English Testの採点方法は、受験者の英語力に応じてアルゴリズムが問題を選択するアダプティブテスト方式を採用しています。受験後48時間以内にオーバーオールスコアと、
リテラシー、コンプリヘンション、カンバセーション、プロダクションの4つのサブスコアが表示されます。この4つのサブスコアが加味されて総合得点が決定します。
オーバーオールスコア:総合得点
サブスコア:
① Literacy(リテラシー):読む・書く能力
② Comprehension(コンプリヘンション):読解力
③ Conversation(カンバセーション):会話力
④ Production(プロダクション): 英語での創造力
Duolingoテストスコアは、TOEFLやIELTSと比較しても優れており、留学や海外進出を目指す人にとって選択肢の一つとなっています。また、Duolingoテストは安価でどこでも受験可能であるため、TOEFLやIELTSと比べてコストパフォーマンスが良いと評価されています。
Duolingoのテスト採点方法について解説します。Duolingo採点で非常に重要で知っておくことが必要な点が2つあります。
- 選択式問題スコア:
穴埋め選択式解答やリーディングの挿入など正解が決まっている問題で、スペルが完全に合わなくても近い場合はクレジットして小さな点数が付与されます。そのため、空欄だけは残さず回答することが大切です。 - 正解のないライティングやスピーキングスコア:
Duolingoの独自のアルゴリズム(AI)で採点されます。スペルミスや文法の誤りがある場合は加点が少なくなるため、正しい文章を回答することで高いスコアを獲得することができます。
意識しておくべきポイントは以下の通りです。
- 空欄を残さない!
Duolingoテストは加点方式であるため、正しくない答えを選んだ場合でも減点されることはありません。しかし、回答しなかった場合は加点が減少するため、分からない場合でもいずれかの選択肢や回答をすることが重要です。また、スペルミスや文法の誤りがある場合は加点が小さくなるため、正しい文章を回答することもスコアアップにつながります。 - 記述・スピーキングタイプの問題 この問題においては、英文法の正確さやバラエティ、使用単語のレベル、正しい単語の選択、尋ねられた問題に対する解答などが採点基準となります。また、限られた時間内で適切な長さの文章を書いたり話したりすることや、発音と話すスピードの流暢さも採点に影響します。
以上のポイントを意識することで、Duolingoテストで高いスコアを取ることができます。特に、空欄を残さないことや、記述・スピーキングタイプの問題では正確でレベルの高い英文を作ることが重要です。また、スペルや文法、使用単語の正確性や流暢さ、話すスピードなども採点に影響しますので、十分な準備と練習をすることが大切です。
DuolingoテストとTOEFL、IELTS、TOEIC、CEFRとのスコアの換算は以下のチャートにまとめます。
アメリカのコミュニティカレッジに進学の場合であれば、通常TOEFL(ibt)で45点IELTSで5.0必要なところDuolingoテストだとなんと!75点で入学可能となっています。(2023年)
ロサンゼルスのコミュニティカレッジの入学スコア基準
大学名 | 入学に必要なスコア |
West LA College | 70 |
Santa Monica College | 75 |
Los Angeles City College | 75 |
Glendale Community College | 75 |
East LA College | 75 |
El Camino College | 75 |
Pasadena City College | 80 |
Long Beach City College | 85 |
Orange Coast College | 90 |
Pierce College | 95 |
Valley College |
95 |
ただやはりランキングの高い大学になると相当高いスコアが必要になります。
3. Duolingo English Testの申込及び受験方法
Duolingo English Testを受験する際には、まずDuolingo English Testの公式サイトからアカウントを作成する必要があります。アカウントを作成するには、名前、メールアドレス、パスワードなどの情報を入力する必要があります。
次に、受験するテストを購入する必要があります。Duolingo English Testでは、クレジットカードでテストを購入することができます。テストを購入するには、”My test”から”Purchase Test”を選択して、支払い情報を入力します。
Duolingo English Testの申込及び受験はとても簡単ですので、是非挑戦してみてください。
4. テスト問題紹介
Duolingo English Testでは、決まったスタイルの問題が17パターン用意されています。ただし、問題の内容(例:写真を文章で描写する問題で写真が変わる)は変えられて出題されます。そのため、最も重要な試験対策は、自分の解答スタイルを決まった問題に適用できるように用意しておくことです。出題傾向を把握するだけでも、スコアに大きな影響を与えます。全てが同じパターンで解答できるわけではありませんが、準備しておくことは非常に重要です。
1つのテストでは、以下のような問題と問題数が出題されます。
- リスニング問題:2問
- 読解問題:5問
- スピーキング問題:4問
- ライティング問題:3問
各問題には時間制限があり、制限時間内に回答する必要があります。全体的に、テストの時間は約1時間です。テストの難易度は、問題の種類や回答時間によって異なりますが、準備をしっかり行うことで、自信を持って受験することができます。
出題問題形式 |
スコアリング方法 |
頻度 |
---|---|---|
穴埋め問題 |
決まった点数が加算されていく。 |
それぞれ4-6問程度出題される。 |
写真を見て文章で描写 |
Aiが採点 |
3問 |
写真を見て口頭で描写 |
Aiが採点 |
1問 |
問題を読んで筆記で解答 |
Aiが採点 |
1問 |
問題を読んで口頭で解答 |
Aiが採点 |
1問 |
問題を聞いて口頭で解答 |
Aiが採点 |
1問 |
段落に適切な英単語を挿入 |
決まった点数が加算されていく。 |
2セット |
ライティングサンプル |
Aiが採点 |
1問 |
スピーキングサンプル |
Aiが採点 |
1問 |
文章を聞いて、その通りにタイピングする問題。
<パターン16> 設問を読んで(ex Agree:同意 or disagree: 不同意するかを決めて)自分の意見を話す。(スピーキング)
<パターン17> 設問を読んで(ex Agree:同意 or disagree: 不同意するかを決めて)自分の意見を話す。(スピーキング)
5. テスト対策方法(勉強方法)
Duolingo English Test は、勉強するのが難しいテストです(なぜなら新しいテストで過去問題集やテキストが存在していないので!)
下記、テスト受験前にしておくべきこと!また対策勉強をするのであれば効果的な勉強法をお伝えします!
- テスト問題を知り、いくつか似たような問題を作って練習する!
まずは何と言ってもDuolingoの模擬試験を受けることです!敵を知らないと対策はできません!
Duolingoのウェブサイトでは無料の戦略ガイドと演習テストを提供しています。
どのような問題の種類が出題されるかを知るのに最適な方法です。
*上記で私が全て説明しましたが・・・・w
>https://englishtest.duolingo.com/readinessまた、同じようなスタイルの問題が出てくるので写真問題などは自分でいくつか問題を作って練習すると本番でも点取り問題にすることができます!
更により深い試験対策をするのであれば、決まった設問例えば、Agree/ Disagree問題でそれに関して短い文章を各タイプの設問に対して、自分の回答スタイル例えば、
・General(広い範囲の見解から文章を書き始め)から文章を開始する。
・次に自身の意見:Agree/ Disagreeを理由をつけて記述する。
・次にそのSupporting Ideaのサンプルを記述
・結論(自身の見解)でライティングを終える。上記のように自身のスタイルを確立させて、いくつか練習をすると更なるスコアの向上に繋がります。
- 声に出して英文を読む練習をする。(長文の必要はありません。短文でも全然Ok!)
Duolingo 英語テストでは、短い文章を声に出して読む必要があります。 その時に、文章をどこで切るのか?(息継ぎをするのか?)どのようなイントネーションで読むのがいいのか?(文章の最後をあげて読むのか?下げて読むのか?を確認して読むようにする。)ブログ記事やニュース記事を声に出して読んで発音を練習しましょう。
-
基本的な英単語・文法をしっかりとスペルなども把握する。Duolingo 英語テストでは、単語のリストを読んで聞いて、どの単語が本物かを特定する必要があります。 Duolingo English Test のスコア 60 ~ 115 を目指している場合は、B1/B2 レベルの語彙を習得する必要があります。 これを行うには、Oxford Learners Dictionary を使用し、B1/B2 でフィルター処理します。 また、アメリカとイギリスの発音も提供されており、自分の発音を練習するのに役立ちます。
Oxford Learner’s Dictionaryをじっくり読んでまた単語の発音を聞いて基本的な英単語を視覚的にまた聴覚的に慣れておくことが本番のテストにも役立ちます!
いつもサッと流してしまうことが多いと思いますが、単語のスペルなども注意
しながら英語に触れる習慣をつけてください。またアルファベットの穴埋め問題もあります。これも全然難しくない英文法や単語(時には代名詞:itとか冠詞:theなどを聞いてきますw)聞いてくるので超基本っと思ってもしっかりと目を配るように日々心がけて下さい。
- ディクテーションの練習!
Duolingo 英語テストでは、聞いた短い文章を書き留める必要があります。 ポッドキャストや YouTube ビデオを聞いて一時停止し、最後に聞いた文を書き留めてみてください。 次に、それらを声に出して読んでみてください。
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詳しくはイングリッシュイノベーションズまでお問い合わせくださいませ。
Mentor Language Institute CEO・PDSO (指定学校職員)
アメリカの大学やコミュニティカレッジのシステム、移民問題についてのプロフェッショナルです。